
※画像はイメージです
学校の給食の牛乳は紙パックでしたか? びん牛乳でしたか?
全国的には紙パックが主流となっています。
そんな中、長野県内の学校では「びん牛乳」がお馴染みです!!
農水省によると・・
びん牛乳は全国的に見ると「少数派」です。
農水省の調べでは、全国の小中学校の給食に採用される割合は
びん:19% となっており、紙パックが主流です。
対して、長野県は「びん」の割合が約94%で全国1位となっています。
2位は福井県の91% 3位は山口県で86%となっています。
では、なぜ信州の給食では「びん」の割合が多いのでしょうか?
懐かしい給食メニューが味わえる長野市の給食パフェでは・・
長野市の給食カフェ。こちらも、びん牛乳です。
客: 「おいしい、久しぶりに飲んだ。懐かしい味」
店長の平野さんは9年ほど給食センターで働いていました。全国1位の理由を尋ねると…。
HUNGRY・平野めぐみ店長: 「(給食センター勤務時も)びんで当たり前のように出していました。牛乳パックにはなじみがない」 やはり、信州はびん牛乳が当たり前。
では、びんと紙パック、どう違うのでしょうか。
客: 「紙パックで飲むよりゴクゴクいけて、おいしいなと思います」 「びんの口が丸くなっているせいか飲みやすい?そのままいける感じ」 びん牛乳の「飲みやすさ」や「飲み心地の良さ」。引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f64e7df53495d9696406107063e2d24aa6af8d2
牛乳製造業が挙げる「びん」が支持される理由
松田乳業・松田邦正社長によりますと・・
のど越しの良さ、これに尽きるんじゃないか。
扱いは大変ですよ、コロコロ転がっちゃったりしますからね。中身は一緒なんですけどね。
紙パックをストローで吸うのと、びんでゴクゴク飲むのでは、ゴクゴク飲んだ方がおいしいんだと思いますよ引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f64e7df53495d9696406107063e2d24aa6af8d2?page=2
長野県では・・
長野県資源循環推進課・伊東和徳課長によりますと・・
ものを大切にするという気風、長野県民の真面目な性格があって、なるべく使えるものは繰り返し使っていこうと定着していることも一つの理由ではないか。
びんの牛乳であれば紙パックが排出されないし、繰り返し使うことでごみの排出量には大きく貢献する。
こういった流れが続いていけばと考えています引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f64e7df53495d9696406107063e2d24aa6af8d2?page=2
※長野県は、1人当たりのごみの排出量の少なさで5年連続全国1位です。
資源循環推進課の伊東課長はごみの少なさも、びん牛乳の普及も、「ものを大切にする県民性が背景にあるのでは」と分析されています。
みんなの声は?
「びん牛乳」に対するネットの声を見ていきます。
まとめ
長野県の給食で「びん牛乳」が普及しているのも、県民性の現れということでしょうか。
言われてみれば、「びん牛乳」をゴクゴク飲む方が美味しく感じますよね。
廃棄物も少なくて済む「びん牛乳」は環境にも優しい・・
難点は取り扱いが大変ということぐらいでしょう。