
※画像はイメージです
7月26日午後に中央線阿佐ヶ谷駅で発生した人身事故は
視覚障害者が総武線のホームから線路に転落して死亡したことが分かりました。
状況を見ていきます!
報道について
共同通信の報道を見ていきます。
東京都杉並区のJR阿佐ケ谷駅で26日午後、視覚障害がある自営業吉本充伸さん(51)=東京都小平市=が総武線のホームから線路に転落し、電車とホームの間に挟まれて死亡したことが27日、警視庁杉並署への取材で分かった。
現場に転落防止のホームドアは設置されておらず、同署は誤って転落したとみて調べている。引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/1049645266544fa78177e2458460a74e7e6f531f
白杖をカチカチと音立てながら歩いてくる人には気を配ってみるのですが、人通りの多い最寄りの駅でもそれに気づいて手助けする人がほとんどいない事に驚きます。
横断歩道渡る時、はみ出して停車してる車にぶつかったりエスカレーターを反対向きに乗ろうとして落ちかけているところなど何度も助けました。
これでは電車の事故は起こるべくして起こってるだろうなと。
そんなに誰も気づかないものなのか、どうして介助の人がいないのか、毎度うーんと思ってしまいます。
事故現場は・・
人身事故が起きたのは阿佐ヶ谷駅です。
一言コメント
阿佐ヶ谷駅の1日平均乗車人員数は約45600人です。(2019年 参考)
事故の状況について・・
事故の状況については共同通信の報道にあります。
杉並署によると、事故は26日午後2時45分ごろ発生。
駅ホームのカメラに、吉本さんが点字ブロック付近を歩き、足を踏み外して転落する様子が写っていた。
自力でホームによじ登ろうとしたが、電車が進入。
運転士は「非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/1049645266544fa78177e2458460a74e7e6f531f
故意に転落した訳でもなければ、電車も急には止まれないし…
なんとも痛ましい。
ご冥福をお祈りします。
Twitterの声を見ていきます。
そこは駅員さんを頼って良いと思うのだけどな。
が、一番の問題はホームドアの有無ではなく、白杖を持った人がホームを歩いていても、誰も気に留めることなくスマホを見たままとか、そもそも存在すら気付かない今の世の中の無関心ではないでしょうか
Twitterの声Ⅱ
あれからあっという間に二十年近い月日が流れますが、その男性がたまたまご近所だったこともあり、今でも交流があります。
私はその男性を押さえて、杖を離させたのですが、杖が挟まったままさらに電車が動きだし、慌てて電車をとめるように車掌に伝えた事がありました。
杖には体から離れないように紐がついていたりすると、それこそ大ケガにつながります。

鉄道関係者も忙しいかと思いますが、この様な痛ましい事故がなくなる事を切に願います
Twitterの声Ⅲ
視覚に障害がなくても、ホームと整列ラインの間を歩くのはとても怖いのに。
安心と安全を優先した設計をしてほしい。
その気持ちのある人は多いと思う。
見えない方が急に足元が抜けるように落ちてしまって、とても言い表せない恐怖だったと思う。
運転手さんが悪いわけでもない。
まとめ
なんとも切ない事故となってしまいました。
突然足元が消えてしまった瞬間の恐怖感を思いやれば
言葉もありません。
そのような方を見かけたら、さりげない優しさを
行動にうつしたいですね。